※貴腐〜白ワイン用品種のブドウの果皮が「ボトリティス・シネレア」という菌に感染して糖度が高まり、芳香を帯びる現象


《試飲会で提供された個性的な酒》
■『葵鶴 大吟古酒』兵庫県三木市
低温貯蔵、常温熟成をブレンドして9年以上寝かせた兵庫県産山田錦100%の純米大吟醸の熟成酒。青冴えした色、すっきり柔らかな口当たり、後味はキレがある。風味の濃い料理やチーズ、ドライフルーツと相性が良い。
■『紀州萌』和歌山県みなべ町
いちごシロップのような紅色の由来は、果肉が赤い 「露茜(つゆあかね)」。スモモとウメを交雑させた希少品種で、この露茜と追熟させた大粒の南高梅をブレンドした。
ロックで飲むと、スモモのような甘酸っばさを存分に感じられる。
■『トカイ・アスー』ハンガリー・トカイ地方
フランスの「ソーテルヌ」、ドイツの「トロッケンベーレンアウスレーゼ」と並ぶ世界三大貴腐ワイン「トカイワイン」のひとつ。ベースとなるワインに、手摘みされたアスー・ベリー (貴腐化し糖度が高まったブドウ)を発酵中、または発酵後に加えて生まれた、豊かな風味と複雑さが魅力。









