「チョコバット」が飲み物に!?「うなぎ」「パクチー」「カレー」まで “攻めてる炭酸飲料”いろいろ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「チョコバット」が飲み物に!?「うなぎ」「パクチー」「カレー」まで “攻めてる炭酸飲料”いろいろ

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 コーラやラムネなど、日本人に親しまれる炭酸飲料。フルーツフレーバーはもちろん、近頃はコーヒーフレーバーのものを見かけたりもします。しかしながら、もっと際立った個性を放つ炭酸飲料が存在するという情報を聞きつけた筆者。一体どんなモノなのか調査しました。

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●しずおか茶コーラ/静岡県産の緑茶を使用した、ほんのりお茶の風味が香る緑色の炭酸飲料。

●うなぎコーラ/静岡県の名物「うなぎ」を新しいカタチで表現。

●パクチーコーラ/静岡県産パクチーを使用し.エスニックな香りが特徴。

うなぎコーラ

●カレーパンサイダー/カレーのスパイシーな香りとパンの香ばしさを再現。別名「飲むカレーパン」。

●チョコバットサイダー/ロングセラー駄菓子である「チョコバット」をサイダーに仕立てたもの。魅力の一つであるチョコの風味は、いわゆる高級チョコの甘さではなく“気取らず親しみやすい甘さ”を再現。

チョコバットサイダー

 これらを開発したのは静岡県吉田町に製造拠点を持つ木村飲料株式会社。こうしたユニークな商品のアイデアはどこから生まれるのでしょうか? 広報担当の松下香央里さんによると、商品開発には大きく分けて「アイデアベース」「素材ベース」の2パターンがあるとのこと。とくにアイデアベースの開発は「ひらめきと勢い」を大切にしているそうで、全社員から自由な発想を受け付けているとか。「こんな味が流行っている」「こんなサイダーがあったらおもしろい」といった日常の雑談から新しい商品が生まれることも多いといいます。

「うなぎコーラやカレーパンサイダーはまさにアイデアベースの代表例。カレーパンサイダーは、もともと『カレーラムネ』として発売していたものをリニューアルした商品で、実はカレー好きの社長のひらめきから生まれました。一方、うなぎコーラは当時の営業部長が『インパクトがあって面白いものを作りたい!』という熱意で社長の反対を押し切り、商品化に至ったエピソードがあります」(松下さん)

パクチーコーラ

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 ちなみに製品化できなかったものとして、松下さんは「焼きそばサイダー」を挙げました。どんな理由で製品化に至らな買ったのか気になる所ではありますが……次はどんな「おもしろ炭酸飲料」が誕生するのか、そちらの方に興味と期待が高まります。

商品化されなかっただけに「焼きそばサイダー」の味が気になる(イメージ)

(取材・文=迫田ヒロミ)

※ラジオ関西『Clip』2025年11月25日放送回より

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