パビリオンには最新のIT技術を使い、戦時下の人々の生活を知ることができる展示物や、戦時下でも活動を続ける企業が生産した品々、反戦デモで使われた言論の自由を表す拡声機、戦争に巻き込まれた子どもの犠牲を物語る玩具などが並び、強いメッセージが反響を呼んだ。


今回の展示は、 ロシア軍との戦闘で使われた兵士のヘルメットや家庭用品、銃弾痕が残るホームセキュリティーシステムの操作盤など6点が中心。

ウクライナの人々の“耐え忍ぶ”力を表現し、 ひとつひとつにストーリーを感じるものとなっている。この日は新たに、万博で展示されていたウクライナ支援国を象徴するバイオリンのオブジェなどの展示品やパビリオンにかけられていた旗も寄贈された。


■展示に新たな命
インナ・イリナ氏はセレモニーで、「展示に新たな命が吹き込まれた。ウクライナ国民が民主主義のために戦っていることを感じてほしい」とあいさつ。
■100年先へのメッセージ、2025年に始まる








