“鉄っちゃんアナ”としても親しまれる鉄道通のフリーアナウンサー・羽川英樹さんのラジトピコラム「羽川英樹の出発進行!」。今回、羽川アナがレポートするのは、富山県富山市の中心部を走る、富山地方鉄道の「市内電車」です。
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富山地方鉄道、通称「富山地鉄」は、鉄道線と軌道線(市内電車)を併せ持つ鉄道会社です。
立山・宇奈月方面を結ぶ鉄道線はかなりの赤字が累積しており、一部廃線の危機もささやかれ、いま沿線自治体も支援に乗り出したところです。
それに比して、市内電車は、頻発運転で4路線6系統が運行され、市民の足として活躍しています。
なかでも、富山港線は、幾多の変遷を経て、2020(令和2)年に富山ライトレールから富山地鉄の一部となった、人気路線。今回はこの富山港線を中心に紹介します。
北の起点『岩瀬浜』は、富山港にも近く、美しい立山連峰を仰ぎ見ることもできます。
無人のホームには、2006(平成18)年の富山ライトレール開業時から走るLRV(超低床車両)「ポートラム」が停まっていました。
この路線ではこのポートラムをはじめ、「セントラム」「サントラム」と、3つのタイプのLRVが走っています。日中は15分おきの運行で、専用軌道は最高時速60kmで走ります。




この富山港線は、1924(大正13)年の富岩鉄道から始まり、富山地鉄→国鉄→JR→富山ライトレールを経て、2020年から再び富山地鉄の路線となりました。
JR富山港線の時代は1時間に1本あたりの運行だった同路線。2006年に3セクの富山ライトレールが引き継ぐと、すぐにLRV導入に頻発運転と駅数増加で乗客を増やし、未来の地方都市交通のさきがけとして全国から注目を集めることに。小生も開業当初に興味を持って乗りに行ったものです。
趣のある国鉄時代の駅舎が残るのが『東岩瀬』。ここからは沿線随一の観光スポットがひろがります。かつて北前船の寄港地として栄え、広い通りには回船問屋がずらりと並んで、今もその面影をしっかりと残しています。






