マサラチャイ人気定着で広がる多様性 粉末ベースや、ペットボトルも そもそも「マサラ」って何?

LINEで送る

この記事の写真を見る(3枚)

 以前はインドカレー屋さんや、スパイスカレー専門店の食後のドリンクというイメージが強かった「マサラチャイ」ですが、ブームを経て今や人気が定着。カフェの定番メニューに並ぶことも珍しくなくなりました。最近では、自宅で手軽に作ることができる粉末ベースや、コンビニで購入できるペットボトル商品なども登場し人気を集めています。そこで今回は、多様化するチャイの楽しみ方について実際の商品や取り組みを例に、その広がりを見ていきます。

☆☆☆☆☆

【ミルクティーが看板の専門店に「マサラ」の意味を聞いてみた】

 街のカフェや、大手コーヒーチェーンなどでも、最近では定番メニューの中にチャイを掲げる店舗が多くみられるようになりました。ミルクティーブームの火付け役でもある台湾茶専門店「ゴンチャ」でも、メニューの1つに「マサラチャイ ミルクティー」が名を連ねています。ゴンチャジャパンの広報担当者に話を聞きました。

「2023年に既存の『チャイミルクティー』のスパイス配合を見直し、『マサラチャイ ミルクティー』としてリニューアルしました。試作を重ねる事で、5種のブレンドスパイスと、芳醇なブラックティー、まろやかなミルクの味わいが溶け合う本格的な味わいをお楽しみいただいています」(ゴンチャジャパン広報マーケティング本部広報/PRスペシャリストの大塚真櫻さん)

「マサラチャイミルクティ」(画像提供:ゴンチャジャパン)
「マサラチャイ ミルクティー」(画像提供:ゴンチャジャパン)

"マサラチャイ"と"チャイ" 何が違うのでしょうか? そもそも「マサラ」とは?

「『チャイ』は広い意味でお茶という意味の言葉だそうです。『マサラ』がスパイスを意味するので、スパイス入りのミルクティーが『マサラチャイ』ですね」(大塚さん)

☆☆☆☆☆

【老舗茶舗が「粉末ベース」のマサラチャイ開発 なぜ?】

 自宅で飲みたい時にいつでも手軽に楽しめる、粉末タイプのチャイベースも多数販売されています。その1つが、嘉永三年(1850年)創業の老舗茶舗「つぼ市製茶本舗」が手がける「ミルクでつくるラテシリーズ マサラチャイ」です。

「ミルクでつくるラテシリーズ マサラチャイ」(画像提供:つぼ市製茶本舗)
「ミルクでつくるラテシリーズ マサラチャイ」(画像提供:つぼ市製茶本舗)

 ミルクと混ぜるだけで様々なラテが楽しめる粉末ベースとしてヒットしている同シリーズですが、老舗茶屋が「マサラチャイ」をラインナップに選んだのはなぜなのでしょう。 同社の広報担当者に聞きました。

「過去に、店舗でマサラチャイを提供していた時期があり好評だったため、お家で飲めるように商品化いたしました。チャイが大手カフェチェーンで飲めるようになって久しいですが、家庭用でカフェ品質の本格的なチャイは存在していなかった事も理由の1つです」(「つぼ市製茶本舗」広報部・吉川久美さん)

『手軽さ』と『本格性』の両立をキーワードに、茶審査技術有段者の茶匠が厳選したミルクティー用紅茶葉と、5種のスパイスをブレンドし、添加物や香料は使用しないなど、老舗ならではの本格的な味わいにこだわったそうです。

LINEで送る

関連記事