最後にもうひとつの非電化路線で、桃太郎線の愛称がつくのが、10番線から発車の吉備線。ここもキハ40形やキハ47形が独特のディーゼル音を響かせて、総社までを約35分で結んでいます。沿線には吉備津神社や最上稲荷があるため、大みそかから元旦にかけては初詣用の終夜運転も行われます。

現在JR岡山駅東口は、駅前広場を整備する大規模な工事に入っています。その中の目玉となるのは、駅前交差点の向こうに電停があった岡山電気軌道を、駅前まで100メートル延伸させる工事です。広島駅は駅の2階まで入って行きましたが、岡山は駅の中までは入らず、真ん前まで延伸させるようです。岡山市内を走る路面電車・岡電では、人気アニメ車両・チャギントン号(「おかでんチャギントン電車」)に出会えるの楽しみですが、JR岡山駅の真ん前まで乗り入れる日もそう遠くはなさそうです。


そのほか、時間の関係で寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」と特急「スーパーいなば」(鳥取行)には出会えませんでしたが、ホームに数時間立ってるだけでいろんな車両に出会うことができました。この春、ぜひ、『晴れの国』・岡山の交通の要衝で“鉄分”をたっぷり補給し、名物「デミカツ丼」に舌鼓を打ってみてください。(羽川英樹)



