春限定のブランド魚「淡路島サクラマス」の今シーズンの提供が10日、解禁された。淡路島内の料理店では早くも、この魚を使った季節限定メニューが登場した。
淡路島サクラマスは、穏やかな瀬戸内海と潮流の速い鳴門海峡に挟まれた海域で養殖されるサクラマスで、身の締まりのよさと上品な脂、あざやかなピンク色の身、さっぱりとした後味が特徴。桜の咲くころに旬を迎える。2017年に淡路島の新たなブランド食材として誕生し、島内では夏のハモ、冬の3年とらふぐに続く春の味覚としてPRが進められている。
淡路市内の和食レストランでも、同日、解禁されたばかりの淡路島サクラマスを使った春メニューがお披露目された。
淡路市野島の「青海波『青の舎』」では、淡路島サクラマスと桜鯛を組み合わせた春季限定の御膳を提供。「サクラマスをふんだんに使って、鍋や寿司、焼き魚、お造りなどいろいろな料理で楽しんでもらえるよう、盛りだくさんの内容にした。季節感を皆さんに感じていただきたい」というのは、青海波・支配人の奥田尚さん。今年のサクラマスについて、「しっかりと脂の乗ったおいしい味になっている」と評する。

お披露目されたサクラマス料理は、身は新鮮でクセがなく、ほどよく脂がのって口の中でとろけるような味わい。同店では、仕上げにあぶりを入れたり、桜の葉や塩漬けの花を添えたりするなど、春らしさを感じる工夫も施されている。
魚や野菜、米など、淡路島は食材が豊富な地。奥田さんは「新鮮なものを仕入れることにこだわっている。フレッシュなサクラマスを、鮮度の高いうちに召し上がっていただければ」と述べ、現地で旬の淡路島サクラマス料理を味わう醍醐味も語っていた。
淡路島サクラマスは例年、3月から5月ごろにかけて出荷され、島内では飲食店や宿泊施設で刺し身や寿司、天ぷらなどさまざまな料理が提供される。春の観光シーズンに合わせ、淡路島の新たな旬の味覚として定着が期待されている。







