サッカー・J1のヴィッセル神戸は、16日、神戸市西区の練習拠点・ いぶきの森球技場に完成したトレーニング施設の竣工式と施設のお披露目を行った。
新トレーニング施設「Vissel Performance Center(ヴィッセル・パフォーマンス・センター=VPC)」は、鉄骨造2階建てで、トレーニングスペースは従来の約4倍の広さ。屋内でボールを使った練習ができる人工芝エリアや最新のトレーニングマシンを備え、選手のパフォーマンス向上を目的とした強化拠点となる。総工費は約2億4000万円。
建物はクラブ名「ヴィッセル」の由来の一つとされる「船」をモチーフに設計され、船首をイメージした張り出し部分や連続窓が特徴。自然換気を取り入れるなど環境面にも配慮している。

16日朝のオープニングセレモニーでは、ミヒャエル・スキッベ監督、キャプテンのDF山川哲史選手らがテープカットセレモニーを行い、選手、スタッフ、関係者らとともに施設の完成を祝った。

クラブによると、戦略的パートナーシップを結ぶイングランド・プレミアリーグの強豪、アストン・ヴィラの施設を参考にしたという。器具についてはオフィシャルスポンサー(オフィシャルゴールドパートナー)のジョンソンヘルステックジャパン株式会社のMATRIXブランドより最新鋭のトレーニング機器の提供を受けている。
「これからここで練習をスタートできることを本当にワクワクしている」というのは、キャプテンの山川選手。「海外クラブのような素晴らしい施設を建てていただき本当に感謝している。自分たちは最大限、この施設を活用して、タイトル獲得につなげていけるように、もっともっとがんばっていかなければいけないなと、改めて思わされた」と率直な思いを語った。

山川選手によると、近年は選手が増えたことにより既存のジムが手狭になっていたよう。「ここは一人ひとりのスペースも確保されていて、芝生(人工芝)も準備していただいて、はだしで気持ちよくトレーニングできる。マシンの部分でも、本当にたくさんご提供いただき、選手がそれぞれかぶることなく、自分のトレーニングに集中できるかなと思う」と感想を述べ、早速、トレーニング器具に興味津々の様子だった。
選手の意見も取り入れられ、室内には壁を使ってボールを使ったトレーニングができるようになる場所も。また、「ジムと練習場が一体となって、ガラス張りで外の様子も見れるので、そこは気持ちよくトレーニングできるのかなと思う」(山川選手)と、チームリーダーは施設の利点を話していた。






