献血は16歳からできるのを知っていましたか? とはいえ、初めての場所へ一人で行くのは少し勇気がいるものです。そこで今回は、地元の高校生と一緒に献血ルームを見学しました。
神戸市中央区、各線三宮駅そばの商業施設「ミント神戸」15階にある「ミント神戸15献血ルーム」にやってきたのは、兵庫県立尼崎西高校と兵庫県立尼崎稲園高校の放送部の皆さんです。
見学に先立って、「ミント神戸15献血ルーム」を運営する兵庫県赤十字血液センターの山野菜緒さんと池田恵理子さんから献血に関するレクチャーを受講。そもそも献血とは何か、どれくらい輸血を必要としている人がいるか、献血の種類で「全血献血」と「成分献血」(血液の中から特定の成分だけを採血)があること、献血の流れ、1人が1年にできる献血回数など……映像資料も使った解説に、生徒たちは熱心に耳を傾けます。
200ミリリットル献血なら16歳からでも可能ですが、参加者の中にはまだ16歳になっていない1年生もいて「知らなかった!」と興味津々の様子。
一方、尼崎稲園高校2年生の喜多さんは、すでに3回も行っている献血体験者。「確かにチクっとするのは一瞬で全然痛くなかった。飲み物ももらえるし、休憩を含めて1時間くらいで終わって、いいこともできて良かったなという気分になったよ」と後輩に話していました。
献血についての知識を学んだ後は、いよいよ献血ルームへ。
「ミント神戸15献血ルーム」へは、ショッピングフロアのエレベーターではなく、館内南側のオフィスフロア用のエレベーターで昇り、15階に到着。そこから見える神戸の街は絶景で、「めっちゃ見晴らしがいい!」「明るくて居心地いいね」と生徒たちは興奮の様子。同ルームは明るく開放感があるのも魅力です。
現地では、献血に来ている人がいる中にお邪魔しつつ、みんなで興味深げに設備を見学しました。
「思った以上に広い」という声に、「ミント神戸の献血ルームは県内で1番大きくて、ベッドが20床あります」と山野さんは館内を説明します。
「成分献血」は一度抜いた血液から血小板や血漿(けっしょう)などの成分だけを取って再び体内に戻すため、通常の採血よりも時間もかかり、機械も大きめ。そのため、献血バスにのせることはできず、献血ルームのみでの対応となります。
そのように施設が整った献血ルームの様子を見て「採血しながら好きな動画を観れるのは快適だなあ」「座り心地良さそうで、寝ちゃいそう」と生徒たちが小声で話していると、担当者から「そのくらいリラックスして献血していただけるんですよ」という話もありました。





