夏の味覚として知られる淡路島産ハモ(鱧)を使った料理が、今年も地元・淡路島で、いよいよ並び始める。
穏やかな瀬戸内海と複雑な潮流が交わる海域で育ったハモは、身の締まりと上品な脂、後味の良さが特徴だという。
旬を迎えるこれからの時期、島内では各地でハモ料理の提供が本格化していく。

淡路島産ハモについて、淡路市野島の温泉宿「洗心和方」の料理長は「近海でとれたハモは鮮度も良く、今年もいい状態。これから7月、8月と進むごとに脂が乗ってくる」と話す。
同旅館で6月から期間限定で提供される「鱧尽くし会席」は、淡路島近海で水揚げされる「べっぴん鱧」や「黄金鱧」と呼ばれるハモなどを使用。湯引きや鍋、お吸い物、鱧ごはんなど、旬の味覚をさまざまな形で楽しめる。

特に「鱧鍋」は、骨切り後に出た骨を焼き、昆布や酒とともに半日ほど炊いて出汁を取るといい、「ハモのうまみをしっかり感じてもらえるようにした」(料理長)。
同宿の支配人は「淡路島は玉ねぎのイメージが強いが、ハモをはじめ、おいしい食材がたくさんあることを知ってほしい」と語った。





