兵庫県たつの市新宮町の住宅で母親(74)と次女(52)が殺害された事件で、容疑者の公開捜査から1週間経った5月31日、犯人逮捕に至らぬ現状に、近隣住民からは不安の声が挙がっている。

兵庫県警・たつの署捜査本部は5月24日、無職・大山賢二容疑者(42)について、殺人容疑で逮捕状を取り、全国に指名手配して行方を追っている。


大山容疑者は約10年前まで、母娘の自宅の隣家に居住していた。現在、この家は空き家となっている。


現場一帯は古く空き家となった住宅が多く、日中の人通りはほとんどない。ひっそりとした中、近隣の高校に通う部活動帰りの学生が数人、現場西側の川に沿って歩いている程度だ。

近隣に住む70代の女性は、「この地域は、外部から侵入するような場所ではなく、不審者はすぐにわかる。もしこのあたりに潜伏していているのなら、怖くて外に出歩くこともできない」と不安げに語る。
また50代の男性は、「確かに10年ほど前まで、(大山容疑者が)祖母と一緒に住んでいたのは覚えているが、今になってこの場所で事件を起こす感覚が理解できない」と話した。







