朝収穫の甘み その日のうちに召し上がれ! 神戸西区産スイートコーン、本格出荷 6日に解禁イベント

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 神戸市西区の岩岡町、神出町、平野町、櫨谷町を中心に栽培されるスイートコーンの出荷が6月初旬から本格化している。「JA兵庫六甲」(神戸市北区)の「こうべ旬菜スイートコーン部会」は、収穫したその日のうちに消費者へ届ける「朝どり」にこだわり、今年は直売を昨年の4倍量に強化。神戸を代表する特産品として定着するよう、メンバーが一丸となって取り組んでいる。

神戸市西区産のスイートコーン

 スイートコーンは昼間に光合成で蓄えた糖分や栄養分が夜間、実に集まるため、早朝に収穫したものが最も甘いとされる。同部会では鮮度と甘さを最大限に生かそうと、深夜から日の出までの時間帯に収穫作業を実施。都市近郊の産地という強みを生かし、とれたての味を消費者へ届けるべく努力を重ねている。

 近年、農業資材や燃料費などの高騰が続く中、持続可能な農業経営を目指して産地づくりに取り組んでおり、今年はとりわけ直売に力を入れる。さらに例年より早い6月初旬から販売を開始、おいしいスイートコーンを長期間楽しめるよう計画した。

スイートコーンを栽培する畑(神戸市西区)

 昨年、JA兵庫六甲の直売所で販売したスイートコーンは約8000本だったが、今年は約3万5000本の販売を目標に掲げる。生産者らは日々の栽培管理に力を注ぎながら、品質向上と生産拡大に挑戦し続けている。今年の収穫・出荷のピークは6月20日ごろの見込み。ナフサ不足を受け、昨年まで使っていたカラフルなナイロン袋を使い切った後、印刷のない透明な袋に紙の商品タグを入れて販売する。

 販売期間は6月初旬から7月初旬ごろまで。農協市場館「六甲のめぐみ」(神戸市西区押部谷町)、農協市場館「マルシェ六甲」(同区櫨谷町)、JA直売所、JAピカリショップで取り扱う。「六甲のめぐみ」での販売は贈答用のみ。

とれたてのスイートコーンがずらりと並ぶ(昨年の直売所の様子)

 また6日(土)には、シーズン到来を記念した「スイートコーン解禁イベント」も開催する。午前9時から正午まで「六甲のめぐみ」と「マルシェ六甲」の2会場で実施。商品が売り切れた場合は、時間前に販売を終了する。こうべ旬菜スイートコーン部会の生産者が対面販売を行うほか、試食も予定している。

 こうべ旬菜スイートコーン部会は、神戸市内で環境に配慮した栽培に取り組む「こうべ旬菜」生産者組織の1つ。現在12人の生産者で構成されており、こうべ再生リンを含む肥料「こうべハーベスト」を活用するなど、地域循環型農業を推進している。

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