酷暑を『耐える』から『楽しむ』へ ユニークな熱中症対策、続々

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 最高気温40℃を超える「酷暑日」という新名称が誕生するなど、今年の夏も暑くなりそうです。年々上がる気温と比例して、熱中症による救急搬送人員も増加しており(※1)、今や熱中症対策は命に関わる重要な課題に。そこで今回は、ユニークな発想で熱中症の削減や啓発を目指す、企業や行政の取り組みについて取材しました。(※1総務省消防庁調べ)

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【「熱中症ゼロ」を目指し、“びしょ濡れ”度をアップ】

 テーマパークならではの、「エンタメ要素」満載の熱中症対策が注目されています。今年25周年を迎えるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府)では、定番アトラクションである『ウォーターワールド』、『ジュラシック・パーク・ザ・ライド』の“びしょ濡れ”演出を強化した夏季限定プログラムを実施予定。大量の水を浴びながら楽しめる体験型ショー『クール・スプラッシュ・タイム』も、昨年に引き続き開催されます。

“びしょ濡れ”演出を強化した夏季限定プログラムを実施。(画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
“びしょ濡れ”演出を強化した夏季限定プログラムを実施。(画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

 また、25周年記念パレード『NO LIMIT! パレード ~Discover U!!! バージョン~』は、気温が下がる夕方へと開催時間を変更予定です。各プログラムの実施時期など、詳細は公式サイトに掲載されています。

 さらには、パーク内で働くクルー(従業員)むけの対策も。冷たいドリンクやおしぼり、塩分タブレットをクルーへ配布する「オアシス隊」の増員や、涼みながら休憩できるスタッフ用テントを設置するなど、来園者だけではなく、スタッフの安全対策も強化して「熱中症ゼロ」を目指すとしています。

パーク内で働くクルー(従業員)むけの熱中症対策も。(画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
パーク内で働くクルー(従業員)むけの熱中症対策も。(画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

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【「持ち運べる日陰」親子おそろいの日傘を無償レンタル】

 親子で楽しみながら熱中症対策について考えてもらおうという取り組みも行われています。サントリーは提携するレジャー施設で、親子サイズの日傘を無料で貸し出す企画「GREEN DA・KA・RA おやこひがさ大作戦」を展開しています。

GREEN DA・KA・RA オリジナルデザインの「おやこひがさ」を提携レジャー施設で、無料貸し出しする。(画像提供:サントリー)
GREEN DA・KA・RA オリジナルデザインの「おやこひがさ」を提携レジャー施設で、無料貸し出しする。(画像提供:サントリー)

 期間は8月末までで、対象となる施設は、八木山動物公園(宮城県仙台市)、ひらかたパーク(大阪府枚方市)、静岡市立日本平動物園(静岡県静岡市)、秋吉台自然動物公園サファリランド(山口県美祢市)、グリーンランド(熊本県荒尾市)、沖縄こどもの国(沖縄県沖縄市)の、計6か所。

 貸出期間中には、熱中症について学べるスタンプラリーや、「GREEN DA・KA・RA」などの飲料の配布が行われるイベントも期間限定で実施予定です。

先月、ひらかたパーク(大阪府)で行われたイベントの様子。(画像提供:サントリー)
先月、ひらかたパーク(大阪府)で行われたイベントの様子。(画像提供:サントリー)

 背景には、暑さによる外出控えがあります。同社が行った調査では、昨夏、「暑さが原因で親子での外出を控えた」と答えた保護者は66.3%を超えたといい、担当者は「暑すぎる夏を『耐える』のではなく『楽しんで』もらえるきっかけになればと、持ち運べる日陰=日傘を活用したイベントを企画しました」と話します。

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