「しまった!」が遊びに 神戸阪急でイベント「大ピンチ展」 17日から 人気絵本の世界を全身で体験

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「ああ、しまった!」。牛乳をこぼした、ケーキが倒れそうになった、犬のフンを踏みそうになった―。子どもから大人まで共感を呼ぶベストセラー絵本「大ピンチずかん」の世界を体験できる「鈴木のりたけ『大ピンチ展』」が、6月17日(水)から7月6日(月)まで、神戸阪急(神戸市中央区)本館9階催場で開かれる。

(C)鈴木のりたけ/小学館

 誰もが経験したことのある日常の“ピンチ”をユーモラスに描いた絵本「大ピンチずかん」シリーズ(小学館)は、多くの親子の共感を集める大ヒット作だ。作者は絵本作家の鈴木のりたけさん。自身の子どもの失敗体験から着想を得て誕生した作品で、「大ピンチずかん」は「MOE絵本屋さん大賞2022」第1位、「大ピンチずかん2」は同賞2024年版で第1位に選ばれるなど高い人気を誇る。

 展覧会では「ピンチ・エンターテインメント」をテーマに、絵本の世界を五感で楽しめる体験型展示を展開する。単に絵本の場面を再現するだけではなく、「ピンチ」を遊びに変え、来場者同士が触れ合い、楽しさの輪が広がるような内容となっている。会場には、鈴木さんが考案した4つの「ピンチ」が登場する。

「みるピンチ」では、こぼれた牛乳や倒れそうなケーキなど、絵本に登場する“困った瞬間”を巨大な立体作品として展示。身近な出来事がスケールアップすることで、思わず笑ってしまうような不安と面白さを味わえる。「なるピンチ」は、ピンチをゲーム感覚で楽しむコーナー。焦げたパンを黒こげの絵にしてしまったり、使用中のトイレに話しかけたりと、発想の転換で困った状況を遊びへと変えていく。

「かんがえるピンチ」では、「だれが」「いつ」「どこで」「どうした」を組み合わせて偶然生まれるハプニングを楽しむ「大ピンチバー」や、男の子を襲うさまざまなピンチの組み合わせを考える「大ピンチブロック」を設置。参加者同士でアイデアを共有しながら、想像力をふくらませることができる。さらに「とびこむピンチ」では、「大ピンチずかん」を象徴する牛乳をこぼした場面を立体化。“ピンチの真っただ中”に飛び込み、全身でその状況を体感しつつ、記念撮影できる。

みるピンチ!
なるピンチ!

かんがえるピンチ!
とびこむピンチ!

 併設ショップでは限定グッズも販売。展示で人気の「大ピンチブロック」や「へんなふくカード」のほか、男の子のイラストをあしらった総柄ハンカチ(1320円)、コットンバッグ(1980円)、マグカップ(2640円)、アンフォーチュンクッキー(1080円)などを用意した。グッズ販売コーナーは展覧会の入場券がなくても利用可。神戸阪急の広報担当者は「お子様だけでなく、大人も思わず夢中になってしまう仕掛けがたくさんあります。ご家族で一緒にお楽しみください」と話す。

ハンカチ 各1320円
コットンバッグ 1980円
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