《Expo Legacy》イタリア館“光の壁・幽玄美”現代アート「コントロルーチェ」立命館大学へ

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 大阪・関西万博でイタリア政府代表(コミッショナー・ジェネラル)として尽力したマリオ・ヴァッターニ駐日大使は「今、日伊両国は学術やものづくり、イノベーションなどの各分野で戦略的なパートナーシップを結んでいる。イタリアの製造業は、伝統と職人技の卓越性、創造的デザインが革新を生み出した。“ ファブリアーノの紙と光 ”というテーマを通じて日本の美意識と響き合うコントロルーチェは、 国交樹立160周年を迎える今年、日伊の深い友好関係の揺るぎない道標となった。今後、学生や来訪者に親しまれ、未来へ受け継がれることを期待したい」と述べた。

マリオ・ヴァッターニ駐日イタリア大使「ファブリアーノの紙と光 ”というテーマを通じて日本の美意識と響き合うコントロルーチェ」と強調〈2026年6月25日撮影 滋賀県草津市・立命館大学びわこ くさつキャンパス〉

 フィオレンツィ氏は寄贈セレモニーで 、「過去の技術を見ながら未来を提示する取り組みで、万博という一時的な展示に留めなくなかった。そうした折、大学という知を伝える場で新たな命を得たことは大変喜ばしい。この作品は、マルケ州のアイデンティティである『ファブリアーノの紙』と『透かし(フィリグラーナ)』の技術を称えるインスタレーションとして誕生した」と説明。

(左からマリオ・ヴァッターニ駐日イタリア大使、作者のオリヴィエロ・フィオレンツィ氏、石田雅芳・立命館大学 食マネジメント学部長)

紙は中国大陸からアラブを経てヨーロッパに伝わり、透かしの技術はファブリアーノで発明され、紙を単なる媒体から象徴的な価値を持つものへと変えた。作品はバックライトで照らされた透かし紙の壁。光が素材を通り抜けることで、模様が浮かび上がり、作品と静かに向かい合う時間をもたらす」とコメントした。

「コントロルーチェ」作者 現代美術作家のオリヴィエーロ・フィオレンツィ氏

 コントロルーチェは立命館大学びわこ・くさつキャンパスのセミナーハウス「エポック立命21」に常設され、教育・研究・文化交流を推進する新たなシンボルとして学生や来訪者が自由に鑑賞できる。

※立命館大学・食マネジメント学部~2018年に新設された、人文・社会・自然科学の視点から「食」を総合的に学ぶ日本初の学部

立命館大学・食マネジメント学部では、真のナポリピッツァ協会から寄贈されたピッツァ窯を用いでイタリア食文化学習を実施している

エポック立命21

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