マイセンやガレなど西洋陶磁の名品一堂に 岡山・備前市美術館で「ティーカップ」特別展

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 19世紀半ばから20世紀半ばまで、およそ100年間に作られた西洋陶磁器を紹介する特別展「ティーカップ・メリーゴーラウンド ヨーロッパ陶磁にみるモダンデザイン100年」が、岡山県備前市の備前市美術館で開かれている。

 展示されているのは、岐阜県現代陶芸美術館が所蔵する近現代西洋陶磁器コレクションの中から選ばれた作品。ティーカップやコーヒーセットを中心に、室内装飾品なども並び、時代とともに変化してきたヨーロッパの陶磁器のデザインをたどることができる。

マイセン 花飾りティーセット 19世紀後半 岐阜県現代陶芸美術館蔵(写真:備前市美術館)
KPMベルリン ザクロ文カップ&ソーサー 20世紀前期(写真:備前市美術館)

 会場には、ドイツのマイセンやKPMベルリン、イギリスのミントン、フランスのエミール・ガレ、デンマークのロイヤル・コペンハーゲンなど、ヨーロッパを代表する窯や作家の作品が並ぶ。

 繊細な装飾や特徴的なフォルム、色彩などから、それぞれの時代のデザインの移り変わりを見ることができる。

エミール・ガレ 人物文コーヒーセット 1880-1884年 岐阜県現代陶芸美術館蔵(写真:備前市美術館)
ウェッジウッド 花文ティーセット 1878-1891年(写真:備前市美術館)

 会期中は関連イベントも予定されている。8月15日、30日、9月13日、21日には、担当学芸員が作品の見どころや制作背景などを解説するギャラリートークを開催。予約は必要なく、当日の観覧券があれば参加できる。

 また、9月5日には、シャンソン歌手の松本かずこさんによるコンサートが美術館1階のエントランスホールで開かれる。午前11時と午後2時の2回で、「愛の讃歌」や「バラ色の人生」などを披露する予定。入場無料で、申し込みは必要ない。

 特別展は9月27日まで。備前市美術館の開館時間は午前9時から午後5時までで、最終入館は午後4時30分。月曜日は休館だが、祝日の場合は開館し、翌平日が休館となる。

 観覧料は一般1000円、学生800円で、中学生以下は無料。

ロイヤル・ドルトン コーヒーセット「デラックス」 1933年(写真:備前市美術館)
ユッタ・ジカ カップ&ソーサー 1901-1902年 岐阜県現代陶芸美術館蔵(写真:備前市美術館)

◆「ティーカップ・メリーゴーラウンド ヨーロッパ陶磁にみるモダンデザイン100年」
会期 2026年9月27日(日)まで
会場 備前市美術館(岡山県備前市)
開館時間 9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
観覧料 一般1000円、学生800円、中学生以下無料
公式HP

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