「88歳、太平洋ひとりぼっち」の挑戦!ヨットマン・堀江謙一さん 2027年春、太平洋単独横断へ

LINEで送る

この記事の写真を見る(16枚)

◆ウチのボス(妻)の許可を得ないと…苦笑

 そして、恐妻家らしく「航海するかどうかの決断は、うちのボス(妻)の許可も得なければならなかった。最終決断をするときは、世界で最初に報告するのも、了解を得るのも妻。これか一番の難関、大問題」と苦笑い。
 堀江さんの妻・衿子(えりこ)さんは、かつて堀江さんとともに航海していただけに、“良きアドバイザー”としてサポートしている。

 そして、「ヨットは風を受けて動くもの。自然と対決するものではなく、自然に馴染ませるもの。一つの方向へ安定して吹く“貿易風”に乗って東から西へ進む気持ち良さは格別」とヨットの醍醐味を語った。

堀江謙一さんの航海では5度目の設計、ヨットデザイナー・横山一郎さん(80)とともに

 最近、歩いていて後ろを歩く人に先を越されることがあり、体力的な衰えを感じる瞬間はあるが、「大病もなく、暴飲暴食せずゴロゴロするのが健康法。ヨットは風に乗るものだから、筋力もいらないし、特にトレーニングはしていない」と話す堀江さん。
 前回同様、来年6月にサンフランシスコヨットクラブを出航し、早ければ5月末にも日本(ゴールは紀伊水道 その後、新西宮ヨットハーバーに到着)へ戻る予定。

建造中の「サントリーマーメイドⅣ号」〈2026年7月29日撮影 岩手県山田町〉※画像提供・堀江謙一「サントリーマーメイドⅣ号」広報事務局

 今回の航海に向け、ヨットデザイナー・横山一郎さんが設計した「サントリーマーメイドⅣ号」(全長9.2メートル)を新造する。
 前回、横山さんが設計した「Ⅲ号」から全長を約1.5倍に広げ、安定感を向上させる。

「サントリーマーメイドⅣ号」全長9.2m、水線長8.3m、最大規模幅3.18m、喫水(キール深さ)2.0m、キール重量1.15t ※画像提供・堀江謙一「サントリーマーメイドⅣ号」広報事務局
ヨットデザイナー・横山一郎さんの設計図より ※画像提供・堀江謙一「サントリーマーメイドⅣ号」広報事務局
LINEで送る

関連記事