【八村塁が今夏、神戸に残したもの】地元の若きホープも感じた世界基準「無駄な動きが一切ない」

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 NBAで活躍する八村塁選手(ロサンゼルス・クリッパーズ)の次世代育成プロジェクト「BLACK SAMURAI」。世界の舞台で培った経験やマインドセットを育成年代に伝える取り組みは、今夏の8月4日と5日の2日間、神戸市のジーライオンアリーナ神戸で開催された。その神戸キャンプ、「Daiichi Life Group Presents BLACK SAMURAI KOBE CAMP」では、事前選考で選ばれた中高生約100人が、NBA現役コーチのフィル・ハンディ氏の指導を受けながら、世界レベルのバスケットボールを体感した。

 八村選手が神戸に持ち込んだ世界基準のトレーニングの中で、輝きを放った1人が、地元のBリーグクラブ・神戸ストークスのU18チームでキャプテンを務める野々村俐音選手だ。

野々村俐音選手 ※2026年8月5日撮影(写真:ラジオ関西)

 2日目となった5日午前のクリニックで、終盤に行われた参加者同士の1on1。選抜された男子6人のうちの1人としてコートに立った野々村選手は、最初のゲームで一時、9-18と劣勢に立たされたが、残り約50秒から怒とうの追い上げを見せ、21-18と逆転勝利。八村塁選手の弟・八村阿蓮選手をはじめ、神戸ストークスのトップチームの選手やスタッフも、弟分の奮闘に沸いた。

果敢にシュートを放つ野々村俐音選手 ※2026年8月5日撮影(写真:ラジオ関西)

 続いて3人で争われた1on1でもトップスコアを残した野々村選手は、神戸キャンプの優秀選手に選出。午後のイベント「THE SHOWCASE」では、ジョーダンブランドが開催する1on1大会「THE ONE」の勝者、佐藤久遠選手(東山高校)との決勝に臨んだ。

 八村選手やフィル・ハンディコーチが見守り、約6400人がスタンドを埋める中、野々村選手は持ち味のスピードを生かして攻め込んだが、佐藤選手の得点力とフィジカルの強さの前に敗れ、名古屋で開かれる「BLACK SAMURAI SUMMIT 2026」への出場権獲得には届かなかった。

「THE SHOWCASE」の「1on1」トーナメント決勝でゴールにせまる野々村俐音選手 (C)BLACK SAMURAI 2026

 それでも、試合後には佐藤選手から「すごく速くて、本当に自分の一番と言っていいほど苦手なタイプの選手。右ドライブが相当速かった」と評価された。

 一方の野々村選手は佐藤選手について「本当にシュートが上手かった」と振り返り、「フィジカル負けでめっちゃ押されたので、筋トレを頑張りたい」と自らの課題を口にした。

試合後、健闘を称えあう様子 (C)BLACK SAMURAI 2026
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