ウクライナ独立35周年 神戸・名誉領事館で奏でる「パンドゥーラ」 カテリーナさん“歌声は叫びに”

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 ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナは、1991年の独立宣言採択から35年。折しも独立記念日の8月24日に、軍事侵攻から4年半を迎えた。

 ウクライナは国際的に承認された領土の約2割をロシア側に占領されたまま、厳しい“ 独立戦争 ”を強いられている。

「ウクライナに栄光あれ!」国家を斉唱する(右から)カテリーナさん・岡部芳彦 在神戸ウクライナ名誉領事・トライノ アンナ 神戸学院大学特命助教〈2026年9月8日 18時11分撮影 在神戸ウクライナ名誉領事館〉

 こうした中、神戸市中央区の在神戸ウクライナ名誉領事館(神戸学院大学・ポートアイランドキャンパス内)で9月8日、同国の伝統弦楽器 「パンドゥーラ」の演奏会が開かれた。

ウクライナ独立35年記念・バンドゥーラコンサート〈2026年9月8日 17時24分撮影 神戸市中央区・在神戸ウクライナ名誉領事館〉

 ウクライナからの避難者や、在大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館のスザンネ・ヴェルター総領事をはじめとする外交団など約80人が集まり、自由と平和を願い、著名な演奏家・力テリーナさんがバンドゥーラを奏で、透き通った歌声を響かせた。

ウクライナ伝統楽器「バンドゥーラ」を奏で、祖国へのノスタルジーを歌い上げる演奏家・カテリーナさん〈2026年9月8日 17時51分撮影 神戸市中央区・在神戸ウクライナ名誉領事館〉

 バンドゥーラは65本もの弦で構成されるウクライナの伝統弦楽器。12世紀に出現した。重さは約8キロ。爪で弾くその繊細で美しい音色は「ウクライナの魂の響き」とも称される。

バンドゥーラを初めて見る観客も多く、それぞれがスマートフォンのカメラに収めた

 カテリーナさんによると、もとは目の不自由な男性が奏でていたとされるバンドゥーラ。日本の琵琶(びわ)にルーツが似ている。制作するのも男性が主なため、戦争が終わらないと、楽器製造もままならないという。

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