「樽酒」発売60周年 菊正宗がKITTE大阪でフェア開催 春風亭一之輔さん「アンバサダール」就任

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 菊正宗酒造(神戸市東灘区)が「樽酒(たるざけ)」の発売60周年を記念して企画した「菊正宗樽酒フェアin KITTE大阪」の記者発表会が1日、KITTE大阪(大阪市北区)で開かれ、フェアの内容とともに、落語家の春風亭一之輔さんが「樽酒60周年記念アンバサダール」に就任したことが明かされた。

「アンバサダール」に就任した落語家の春風亭一之輔さん(左)と菊正宗酒造の嘉納治郎右衞門社長(右)=2026年10月1日、大阪市北区のKITTE大阪

 フェアは、1966年の発売から60周年を迎える菊正宗の「樽酒」をPRするもので、1日から31日まで、KITTE大阪の対象飲食店で開催。各店で樽酒を組み合わせた期間限定のコラボメニューを提供するほか、注文客にはオリジナル「アンバサダールステッカー」をプレゼントする。アンバサダーならぬアンバサ“ダール”(樽)の存在はこれまでも同フェアのサイトなどで公表されていたが、登場する人物は頭に樽をかぶっており、誰であるかは謎に包まれていた。

 10月1日は新米で酒づくりが始まる「酒造元旦」で、「日本酒の日」でもある。同日に合わせた発表会では、アンバサダール就任状の贈呈が行われた。一之輔さんはお酒が好きで「ほぼ毎日飲んでいる」とし、「楽しいお酒を飲んで、樽酒の良さをアピールできれば」と抱負を語った。

春風亭一之輔さん

 一之輔さんがKITTE大阪内にある3つの飲食店「すし酒場さしす」「小野の離れ」「会津屋」のフェア限定メニューを樽酒とともに味わう「実食レポート」も実施。「すし酒場さしす」は、金華さばきずし、うざく、魚の酒盗和えを提供。サバを食べた後に冷やした樽酒を飲んだ一之輔さんは「口の中にあったサバの香りが樽酒の木の香りにくるまれて、やわらかくなった」と、幸せそうな表情。「小野の離れ」のメニューには常温の樽酒を合わせ、「唐揚げの甘エビが口の中で生き返った!」、「会津屋」のたこ焼き✕樽酒ソーダ割りを口にすると「1つ食べたら2口飲める。ずっと止まらなくなるやつ」とコメントした。

フェア限定メニューとともに樽酒を味わう一之輔さん
一口飲んで
「!」
幸せそうな表情を見せる一之輔さん

 菊正宗酒造の嘉納治郎右衞門社長は、「江戸時代、酒は樽に詰められて流通していた。樽酒の歴史は日本酒の歴史と言っても過言ではない」と述べ、「60年前といえばビートルズが来日、高度成長期だった。その時代、『樽の風味がする酒が飲みたい』との声に応えて発売されたのが『樽酒』。樽酒を瓶に詰めて気軽に飲めるようにしたのは革新的なことだった」と振り返った。樽酒を次代に引き継ぐため、現在、樽づくりから自社で手掛けているといい、「今後さらに多くのお客様に樽酒の、日本酒の魅力を伝えていきたい」と意気込んだ。

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