持続化給付金不正受給、少なくとも1.7億円か?新たに神戸の自称・金融ブローカーの男逮捕 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

持続化給付金不正受給、少なくとも1.7億円か?新たに神戸の自称・金融ブローカーの男逮捕

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 神戸の会社役員らが、新型コロナウイルスの影響で収入が半減するなどした個人事業主らを資金面で救済する「持続化給付金」制度を悪用した詐欺事件で、兵庫県警は21日、新たに神戸市長田区の自称・金融仲介業の男(46)を詐欺容疑で逮捕、主犯とされる神戸市東灘区の自称・不動産会社役員の男(49)を再逮捕した。

兵庫県警本部
犯行グループの「持続化給付金」不正申告は少なくとも170件(1億7000万円分)とみられる

 会社役員の男の逮捕は4回目。兵庫県警は2人の認否を明らかにしていない。一連の事件で、西宮市監査事務局職員の男(39)など合わせて7人が逮捕された。なお主犯とされる会社役員の男と共犯者の一部は詐欺罪で起訴されている。

 今回の容疑は、2人が共謀して2020年5月、中小企業庁がインターネット上に開設した給付金の申請サイトに、うその職業や売上額などを入力して給付を申し込み、 金融仲介業の男の口座に100万円を入金させたとされるが、兵庫県警は認否を明らかにしていない。押収したパソコンの解析では、こうした不正申告を少なくとも170件(1億7000万円分)繰り返していたことがわかり、兵庫県警が実態解明を急ぐ。

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