木々を見上げるだけじゃない!神戸市立森林植物園ならではの紅葉の楽しみ方 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

木々を見上げるだけじゃない!神戸市立森林植物園ならではの紅葉の楽しみ方

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 秋も深まり、もみじ散策が楽しい季節となった。この時期、色づく様々な樹木に出会えるのが「神戸市立森林植物園」(神戸市北区)。井上隆司園長に園内の見どころを聞いた。

長谷池の周りにある通称「もみじのトンネル」(写真:神戸市立森林植物園提供)
長谷池の周りにある通称「もみじのトンネル」(写真:神戸市立森林植物園提供)

――森林植物園の樹木は、どのくらい種類がありますか。今年の色づきはいかがでしょう?

 1200種類ほどの樹木があります。色づきについては、去年は暑くて紅葉が遅れましたが、今年は例年並みに戻っています。もみじは昼と夜との寒暖差が大きいほど、きれいに色づきます。今年は特にきれいに感じます。種類でいうと、「ドウダンツツジ」、場所で行くと「長谷池(はせいけ)」は非常にきれいです。

ドオダンツツジ(写真:神戸市立森林植物園提供)
上品な白い花を咲かせる春とは一変、燃えるように赤く紅葉するドウダンツツジ(写真:神戸市立森林植物園提供)
井上園長おすすめのフォトスポットである「長谷池」。水面に映る紅葉のコントラストが印象的(写真:神戸市立森林植物園提供)
井上園長おすすめのフォトスポットである「長谷池」。水面に映る紅葉のコントラストが印象的(写真:神戸市立森林植物園提供)

 特に「長谷池」では、水面に映る紅葉が楽しんでいただけます。もみじの赤だけではなくて常緑樹の緑もありますし、黄色く紅葉する木もありますので、赤・黄・緑とさまざまな色が一度に楽しめるのが良いところですね。

 これからもうちょっと赤くなってくると思います。また、「ハナノキ」という表面は赤く紅葉し、裏面は白色になっていて風が吹くとコントラストがとてもきれいな品種もありますので、時期によって水面に映る様子も変わってきます。その変化も楽しんでください。

ハナノキ(写真:神戸市立森林植物園提供)
ハナノキ(写真:神戸市立森林植物園提供)
ハナノキの木のまわりでは、赤白のコントラストが素敵な“紅葉のじゅうたん”が楽しめる(写真:神戸市立森林植物園提供)
ハナノキの木のまわりでは、赤白のコントラストが素敵な“紅葉のじゅうたん”が楽しめる(写真:神戸市立森林植物園提供)

――(さらに長谷池の周りを移動)木の周りに地面からニョキニョキと生えているものがあるのですが……これはいったい?

足元に目を凝らしていると、こんな謎の?樹々も楽しめる(写真:神戸市立森林植物園提供)
足元に目を凝らしていると、こんな謎の?樹々も楽しめる(写真:神戸市立森林植物園提供)

■神戸市立森林植物園のページ

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