日本プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)2部の西宮ストークスは26日、所属選手1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。26日午後時点では濃厚接触者は確認されていない。西宮市の保健所が引き続き調査し、その結果次第で今後の試合の開催可否が判断される。
クラブによると、感染した選手は21日の熊本ヴォルターズ戦の試合中に頭痛を発症。翌22日は発熱の症状も出たため自宅待機となり、試合には出場しなかった。22日の試合後にチーム全員がリーグ統一のPCR検査を受けた結果、当該選手に24日に陽性判定が出たことでチームは活動を停止。そのほかの選手やチームスタッフは陰性だったが、自宅待機となっている。
この結果を受け、当該選手は25日に医療機関で抗原検査を受け、再び陽性。リーグ統一のPCR検査とあわせて陽性と認定された。平熱に戻ってはいるが、26日午後に医療機関に入院したという。西宮市の保健所がチーム内外に濃厚接触者がいるかどうかを調べており、その結果を受け10人以上が試合にエントリーできれば、通常通り28日・29日のバンビシャス奈良戦(ならでんアリーナ)は開催される見込み。選手やスタッフはリーグの規定に則り、2週間に1度のPCR検査を受けていた。
西宮は現在、7勝8敗でB2西地区5位の成績。