2021年にデビュー35周年を迎えるジャズピアニストの国府弘子さんが、9日のラジオ関西『PUSH!』(パーソナリティー:津田明日香アナウンサー)に出演。今年1年を振り返っての感想、音楽に懸ける思いなどを語った。
◆国府弘子さんプロフィール
国立音楽大学ピアノ科出身の人気ピアニスト。在学中にジャズに目覚め、卒業後単身渡米。帰国後はピアノトリオやオーケストラ競演・ピアノソロなど、多彩な演奏形態で多忙をきわめている。今年2月には、24枚目となるアニヴァーサリー・アルバム『ピアノ・パーティ』をリリース。常に様々なチャレンジを続ける国府さんの奏でる音楽は、聴く人の心を捉え続けている。
◆あらためて、振り返る1年
――今年は、音楽の力が特に必要とされる年だった気がしますね。国府さんにとって、どんな1年でしたか?
ミュージシャンという道を選んで、来年にデビュー35周年なんですが、続けてこられたのは本当にラッキーだったんだなということを、忘れていたんですよね。当たり前だと思っていたんです。この自粛の半年間でそのことを思い知り、改めて感謝の気持ちというものがあります。それから音楽っていう好きなことをしていて、コンサートやあらゆるものが中止になったり延期になったり……そして周りにはいろんなお仕事の、大変な人たちの姿も見て、普通に無事で暮らせるというのが(ありがたく)、それは皆と一緒ですが、感じていました。
◆人生のワンシーンを彩るアルバム
――『ピアノ・パーティ』は、どんな想いが込められたアルバムなんでしょうか?
今、『ピアノ・パーティ』って……ごめんねっていう感じもね(苦笑)、「パーティ」って言葉を言うだけで、ドキッとしちゃう時期もありましたが。まさにまだコロナなんて想像もしない昨年に、ずっと制作をしていたんです。ピアノという音楽では、いろんな人生の万感のシーンを祝福したりできますよね。結婚パーティで祝福したり、お祝いの場面だったり、2人きりの結婚記念日だったり、それから、もしかすると悲しい「パーティ」、お見送りとか、お別れのパーティもあったりするんですが、そういういろんな場面をね、心を込めて音楽で彩りたいと。そういうアルバムです。
■国府弘子 公式サイト
■国府弘子 公式Twitter
■YouTube 国府弘子公式チャンネル Hiroko Kokubu official channel Piano
■24thアルバム「ピアノ・パーティ(Piano Party)」(kokubuhiroko.net)
■国府弘子スペシャルトリオ“Piano Party”リリース記念 guest 露崎春女
日時 2021年1月15日(金)1st Stage 18:00~ / 2nd Stage 21:00~
会場 Billboard Live OSAKA
料金 Service Area 7,000円 / Casual Area 6,500円