今年も前向きに! 「恭賀新正」の意味を知る ラピス和尚の辻説法 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

今年も前向きに! 「恭賀新正」の意味を知る ラピス和尚の辻説法

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 毎週日曜午前8時からのラジオ番組『ラピスモーニング』(ラジオ関西)で、神戸大倉山・楠寺瑠璃光苑の住職、「ラピス和尚」さんの楽しい仏教うんちくを届けています。日頃なにげなく使っている言葉が、思いもよらない“ふか~い”意味を持っている。そんな感動をラジトピで連載していきます。2021年1月3日放送回の辻説法は「恭賀新正」(きょうがしんしょう)です。

 2021年初の辻説法では、新年のあいさつについて、和尚に聞いてみました。

 初春のよろこびを言葉にして贈るのも、素敵なプレゼントです!

「恭」という字は「うやうやしい」という意味があります。相手を敬って礼儀正しくふるまうことをいい、女性の名前にも多い「恭子」さんにはこのような意味があるのですね。

「恭賀新正」とは、うやうやしく新たな正月を迎える様を表現しており、新年を丁重にお祝い申し上げます。という心のこもったご挨拶なのです。

 ほかにも初春のお喜びをあらわす言葉をご紹介しますと……、

春の風をお届けしますよ!という「春風献上」
美しくあたたかな春をよろこぶ「嘉祥陽春」
春の光はうきうき美しいですね、「春光楽楽」

などありますが、2021年、和尚が選んだ言葉は、「富貴安楽」でした。仕事も生活も安定して楽しい!というものです。

 昨年は大変な1年でしたが、今年は気持ちを前向きに持って楽しい1年にしたいものです。今年もどうぞよろしくお願いいたします!


※みなさまの知りたい禅語もぜひお寄せください!
ラジオ関西『ラピスモーニング』(lps@jocr.jp)まで。

■ラジオ関西『ラピスモーニング』公式サイト
https://jocr.jp/lps/

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