来年がハッピーギュー(牛)イヤーに!中止の「通天閣・干支の引継ぎ式」子から丑へ 幻の口上発表 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

来年がハッピーギュー(牛)イヤーに!中止の「通天閣・干支の引継ぎ式」子から丑へ 幻の口上発表

LINEで送る

この記事の写真を見る(5枚)

 12月28日に予定していた「干支(えと)の引き継ぎ式」を中止した大阪・新世界の通天閣(大阪市浪速区)が、人気の『口上』を公式サイトで公開した。

 通天閣の「干支の引継ぎ式」は、その年と翌年の干支にちなんだ動物が実際にステージで対面して世相を踏まえたダジャレの口上が披露され、観客の笑いを誘うが、新型コロナウイルス感染拡大に伴って観客や関係者の安全面を考慮したもので、1956(昭和31)年に始まって以来、初の中止となり、この軽妙なやりとりを楽しみにしていたという声が多く寄せられ、期待に応えた。

通天閣は2020年12月31日まで医療従事者へエール「青」のライトアップ
通天閣は2020年12月31日まで医療従事者へエール「青」のライトアップ

■今年(子年・2020年)の口上

今年はなんと言っても、新型コロナウイルス感染症に振り回された年。ウイルスが世界各地に広がって、緊急事態宣言が行われ、皆、ふラット外出したい気持ちを抑えて、夢チュー(夢中)で感染防止に取り組みました。健康へのチュー目(注目)が高まり、感染状況に一喜一憂しながらテレビやネットをねずみ(寝ず見)る毎日でした。ま~うすうす感じていましたが、コロナとの闘いはまだ続きそうです。引き続き一致団結、頑張りマウス!

昨年の「干支の引継ぎ式」(2019年12月28日)イノシシと、ネズミの仲間では「世界最大級」のカピバラが登場
昨年の「干支の引継ぎ式」(2019年12月28日)子年を前にネズミの仲間・カピバラが登場

■来年(丑年・2021年)の口上

来年は丑年、どっしり構えて、一歩一歩着実に進めて行きましょう! 健康も経済も両立して、コロナをやっつける年になりますように! 皆さんくれぐれも、ギュウギュウ詰めになるのは避けましょう。モートゥ(Go To)キャンペーンを使って、気持ちを元気にすると共に、各企業もモー cow る(儲かる)一年にしたいです! 来年がハッピーギュー(牛)イヤーになり、うっしっしと笑えることを祈って! サンギュー(牛)!!!

通天閣「明けない夜はない」

 運営する通天閣観光は「改めて皆さんに愛されている年末の風物詩であることを実感し、新型コロナウイルスの終息を願って、今年の分まで来年は盛大に『干支の引き継ぎ式』」を開催したい」とコメントしている。

LINEで送る

関連記事