世界でたった一つだけの『自分だけの革物』作りや、『レザーキープ』も…　レザーサロン「革の森」の魅力

2021/01/12

レザーサロン「革の森」（たつの市）にて　写真左から、ブランド「ボスコモ」職人の石本浩貞さん、ラジオ関西『笑って暮らそう』パーソナリティーの谷五郎さん、「革の森」店長の吉田莉沙さん（「革の森」公式Instagramより）

「レザーサロン」という場所をご存知だろうか。「レザーサロン」とは一般的に、革製品の鞄や服、小物といった物を、革に詳しいプロに任せ、クリーニング・修繕を行う場所のこと。店舗によっては、革製品のオーダーメイド制作をしてくれたりもする。

　しかし！　昨年10月31日、兵庫県たつの市にグランドオープンした、「革の森」は、一味違う！　今回はこのできたてほやほやの、お洒落なレザー専門店をご紹介！　革が好きな人ほど、必見だ。

　レザーサロン「革の森」は、クリーニング・修繕はもちろん、鞄やサイフ、小物など、オーダーメイドの種類も豊富に行っている。そして“一味違う”というのは、ここからだ。

　なんと「革の森」には、素材である“革の生地”も数多く取り揃えられている。すべて牛革ではあるが、大人の牛や子牛、ヘビやワニのような模様に加工された牛革、色や肌触りの違う物など、かなり豊富だ。店長の吉田さんは、日本製にもこだわっており、安心・安全の革だ。

　そして何よりの楽しみ方が、数々の中から自分で好きな革を選び、プロの指導のもと、自分で制作し、世界でたった一つだけの『自分だけの革物』が作れるというもの！　いわゆる、ワークショップを行っている。

　ここでは開店時、革のプロである職人「レザーマイスター」が1人、常駐するようにしているのだ。店内には、制作場もしっかりと完備されており、1人でゆったりと……、または友人たちと楽しく制作ができる環境が整えられている。

　さらに、お気に入りの革を1枚から購入も可能だ。革を1枚から購入できるお店は、なかなかないという。購入はしたいが「革を家で保管できない」「保管の仕方がそもそも分からない」といった声には『レザーキープ』をおすすめする。『レザーキープ』とは、ボトルキープの様に、“革をキープ”し、プロがお店で保管してくれるという仕組みだ。一度の制作で使い切るのではなく、好みの革をゆっくりと好きに使用できる、革好きにはたまらない仕組みとなっている。