姫路市で2018年2月、同居する女性(当時33)に可燃性の液体「トルエン」をかけ、火を付け殺害したとして殺人・現住建造物等放火・覚せい剤取締法違反など4つの罪に問われ、2020年7月、一審・神戸地裁判決で懲役23年が言い渡された無職の男(38)が2020年12月に拘置所からから救急搬送され、死亡していたことが検察関係者への取材でわかった。病死とみられる。男は一審判決を不服として大阪高裁に控訴していたが、2020年12月28日付けで公訴棄却(裁判の取り消し)となっている。
男は女性にトルエンをかけたことは認めたが「火は付けていない」として放火と殺人の罪を否認。大阪高裁での控訴審判決は2月2日の予定だった。