“みなとまち”神戸の新しいアイコンとなるバスがデビューした。連節バス「Port Loop(ポートループ)」は、4月1日より、神戸の中心地・三宮とハーバーランドを結ぶ港町エリアで運行している。
「ポートループ」は全長17.99メートル。連節バスと呼ばれるように、2台分のバスの長さで、中心に連節部分がある。広々とした車内には最大で112人乗ることができる。
バスのデザインは“みなとまち”を連想させるようなものになった。コンセプトは「PORT BLUE(ポートブルー)」。みなとまち神戸の風景をうつし込む。ひと・まちが輝く、新たな公共交通という思いが込められている。
このコンセプトのもとに、車内は黒や青のおちついた内装。つり革はウッド調、座席はタータン柄になっている。ハーバーランドを走ると、車体に街のイルミネーションの風景が反射し、夜景とも合わせて楽しめる外装だ。
「Port Loop」という名称は昨年12月のウェブアンケートで決められた。長い車体のバスがみなとまちを循環する、というイメージで「Port Loop」が1位になった。
3月28日にはポートオアシスにて運航開始記念式典が行われた。
現在は2両のバスが運行中で、7月以降は4両の車体が運行予定。運賃は大人210円、小児(中学校入学まで)110円。ちなみに乗客1人につき同伴の幼児2人まで無料、土日祝等は「エコファミリー制度」で大人1人につき同伴の小学生以下2人まで無料となっている。全国共通交通系ICカード、NIcoPa、神戸市バス普通区定期券(ICカードのみ)、神姫バス全線定期券も利用可能だ。
【「Port Loop」神戸市のホームページより】
【神姫バス「Port Loop」特設ホームページ】
【『サンデー神戸』番組HP】