映画やドラマを観て「オシャレな部屋に住みたい」と考えたことはないだろうか。でも、実際にオシャレな部屋にしようとしても、「どこから手を付けていいのかわからない」「自分には“センス”がない」とあきらめてしまいがちだ。
しかし、「インテリアにそもそもセンスはいらない」という。
そう語るのは、インテリアを中心に、ライフスタイルについての情報を発信するクリエイターの崇島亮さん。10万人以上の登録者を集める人気YouTubeチャンネル『クリエイティブの裏側』を生み出すユーチューバーに、おうち時間で実践できるインテリアコーディネートのコツについて聞く。
◆「スペース」、「アイテム」、「カラー」3つのバランスを考える
―――部屋をオシャレにするためにはセンスが必要だと思っていたのですが、そうではないのでしょうか?
【崇島さん】オシャレな部屋に必要なものは、「センス」ではなく「数値」という客観的な手法だと考えています。センスの正体を数値化したものを学べば、誰でも70点くらいのいわゆるオシャレな部屋は実現可能です。
―――具体的にどうすればオシャレな部屋になるのでしょうか?
【崇島さん】オシャレなものだけを集めても、オシャレな部屋にはなりません。まずは「こんな部屋に住みたい」という理想のイメージをしっかりと持つことがすごく重要です。そのうえで、全体的なバランスを整えていきます。部屋の構成要素は「スペース(空間の広さ)」、「アイテム(置くもの)」、「カラー(配色)」の3つ。この3つのバランスをよくすれば、オシャレなインテリアを作ることができます。それぞれが持つ黄金比についてみていきましょう。
【YouTubeチャンネル『クリエイティブの裏側』】
【崇島亮さんTwitter】
【『センスにたよらない 感じて、考えるインテリア』(著:崇島亮)】