兵庫県は7日、新たに493人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が400人を超えるのは、2日(537人)以来5日ぶり。自治体別では、神戸市=201人、姫路市=28人、尼崎市=48人、西宮市=63人、明石市=9人、県健康福祉事務所の管内で144人が感染し、感染者の総数は3万4,353人になった。直近1週間あたりの感染者数は407.1人となり、2日ぶりに増加に転じた。
7日午前0時現在で、入院調整(自宅待機)中の患者は1,543人、自宅療養者数は過去最多の1,743人に上る。入院病床の使用率は80%を超え、うち重症対応は83%で、過去最高水準となった。兵庫県の井戸敏三知事は7日の記者会見で、県内の感染状況について「(連休中の)若干の積み残しが上乗せされているかも知れない。緊急事態宣言の効果は来週になって明らかになるので、8日以降の数字をしっかり確認する必要がある」と述べた。