「兵庫・多可町へ移住しませんか?」ラッピングバスでPR | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「兵庫・多可町へ移住しませんか?」ラッピングバスでPR

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 兵庫県多可町は、西脇市と神戸市をつなぐ神姫バスの車体に、都会から移住して暮らす子育てファミリーの写真などをデザインした「ラッピングバス」によるPRを始めた。

(写真提供:多可町)

 多可町は兵庫県のほぼ中央に位置する。2005(平成17)年に、多可郡の中町・加美町・八千代町が合併して誕生し、自然豊かでありながら神戸や大阪までは約1時間半で行ける「ちょっと便利な田舎」だ。

 多可町では、そんな便利で住みやすい町への移住を誘致していて、多可町で暮らす魅力を発信するホームページ「タカ、と。」では、移住者へのインタビューのほか、仕事や住まいの情報などを掲載している。これまでに、子育てファミリーや古民家を活用してカフェを経営する人など、幅広い世代の人が移住してきた。2015(平成27)年度から2020(令和2)年度までの6年間に、多可町が窓口となって移住したのは98世帯194人。このうち令和2年度は、これまでで最も多い36世帯72人が移住した。

 しかし、町そのものの知名度は高いとは決して言えないのが実情。そこで、バスの車体をフルラッピングして走らせ、多くの人に多可町で暮らすことの魅力をアピールすることにした。

 バスのデザインは多可町地域おこし協力隊のメンバーが担当。多可町に移住した実在のファミリーの写真を使い、「青空を見上げる子育て」「大阪・神戸から車で約90分」などの文字が配置された。印象的なのはファミリーの笑顔。のびのびと子育てできる恵まれた環境であることが伝わってくる。

(画像提供:多可町)
(画像提供:多可町)

 このラッピングバスの運行は2021年5月23日から約1年間。平日は、神姫バス西脇営業所から加東、小野、三木を経て神戸三宮、ポートアイランド結ぶ路線で運行される予定。

(画像提供:多可町)

【多可町 HP】
【「タカ、と。」HP】

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