政府が初めて緊急事態宣言を発令した。効力は5月6日まで。神戸や大阪、京都でさまざまな声が聞かれた。
新型コロナウイルスの感染者は兵庫で229人、大阪で481人(4月8日午前0時現在)。7日に新たに兵庫で20人、大阪で53人の感染が確認され、いずれも1日で最多となった。
■やはり2月に出しとくべきだった?
神戸市東灘区に住む女子専門学校生 10代
「飲食店のバイト、休みになった! 遅すぎますよ! やっぱり、集団感染が起きたクルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス』の横浜港寄港の時期、2月にまず首都圏に出していたら、こんなに爆発的に増えなかったと思いますよ」
■個別に補償もないのに…
神戸市中央区・バー経営 40代男性
「めっきりお客さん減りました。政府の緊急経済対策として30万円の現金給付、給付される条件などきっちりメドもつけずにいきなり緊急事態宣言ですからね。ますます夜は閑古鳥が鳴いてます」
■兵庫・大阪…密接な経済圏だから
加古川市から大阪市内に通勤・サービス業 50代女性
「仕方ないですね。拡大を防ぐには今しておかないと、もう間に合わなくなる。収入のために仕事はしなきゃいけないし、他人にうつすわけにはいかないし、家には高齢者もいるから自分の体調管理に気を付けないといけない。