子どもの成長を祝う「七五三」の時期を前に、西宮市の西宮神社では、参拝に訪れた子どもたちに渡す「千歳あめ」の袋詰め作業が本格化している。
この日は3人の巫女が、紅白の千歳あめ2本とお守りなどを手際よく袋に詰めていった。
巫女たちは「お子様には健やかに育ってほしい」「私の七五三のことはあまり覚えていないので、お子様には思い出に残るような参拝をしてほしい」と話した。
西宮神社では、例年、11月15日前後の土曜・日曜を中心に多くの参拝者でにぎわうが、最近は分散傾向にあり、9月に入って参拝に訪れる人がちらほらと見られるようになったという。
西宮神社では、新型コロナウイルス対策として、11月に参拝者が集中しないよう期間を12月末までとし、祈祷の際にはマスクの着用を呼び掛けている。千歳あめは例年と同じ5000袋、1万本を用意する予定。祈祷料は1人5000円。問い合わせは西宮神社、電話0798-33-0321。