女子プロゴルファー・安田祐香選手(20・NEC所属)が20日、地元・神戸市の生田警察署で一日警察署長を務めた。 生田署では20日から年末特別警戒がスタート。
安田選手は大勢の署員を前に、「生まれ育った、この神戸の街が大好きです。安心して暮らせるのも警察の皆さんのおかげです」とあいさつ。 黒の制服に身を包んだ初の一日署長体験。緊張気味だったが、「年末は犯罪が多くなる。警察の方々の仕事が少しでも減るように、交通事故や特殊詐欺にも気を付けてほしい」と訓示した。
その後三宮センター街で、母校・滝川二高の吹奏楽部員約80人とともにパレードにも参加。「年末特別警戒実施中」と書かれた横断幕を手に行進した。
2000年生まれ、女子ゴルフ界のプラチナ(ミレニアム)世代と期待される安田選手は7歳からゴルフを始め、 2019年にプロテスト合格。プロ初シーズンはけがもあって賞金ランキング69位だったが、来シーズンの出場権を争うQT(クォリファイング・トーナメント)最終ステージを20位で通過。これで来シーズンレギュラーツアー前半戦出場資格を手に入れた。
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神戸の玄関口・三宮。東門街(ひがしもんがい)などの繁華街を管轄する生田警察署は、「日本一明るい警察署」をモットーとしている。