宝塚歌劇団月組の夢奈瑠音が「実感」した、『今夜、ロマンス劇場で』と『川霧の橋』に通ずる学びとは? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団月組の夢奈瑠音が「実感」した、『今夜、ロマンス劇場で』と『川霧の橋』に通ずる学びとは?

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 宝塚歌劇団月組の夢奈瑠音が、24日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時~)に出演し、「ミュージカル・キネマ『今夜、ロマンス劇場で』」、「ジャズ・オマージュ『FULL SWING!』」について、自身の演じる役柄や見どころを語った。

 今回夢奈が演じるのは、さまざまな登場人物に振り回される悩み多きプロデューサー兼部長、清水大輔。役柄について、「大輔さんはいろいろな責任を負っていると思いますし、裏でいろいろなことを考えているけれど、そんな苦労を周りにわかってもらえず、1人で孤独に胃を痛めている」と評し、脚本・演出の小柳奈穂子からも「中間管理職らしいところを大事にしてほしい」とコメントがあったことを明かした。

 さらに、2021年10月に博多座で上演された「江戸切絵『川霧の橋』-山本周五郎作『柳橋物語』『ひとでなし』より-」に関するトークも繰り広げられた。パーソナリティの小山乃里子も驚いたという、夢奈の配役。夢奈が演じたのは、白髪混じりの棟梁・巳之吉だったのだが、配役を知った際は、自身も「(自分には)できないんじゃないかと思いました。初演の映像も拝見し、『この貫禄を出すにはどうしたらいいんだろう』と苦労しました」と、当時の胸の内を明かした。

 その巳之吉を演じた際の経験が、現在の『今夜、ロマンス劇場で』の清水大輔にも活きているそうで、「しゃべっているところをみんなが聞いてくれている場面での、自分の気持ちの置き場所というものも勉強できた」と、自身の学びについて語った。

 ショー『FULL SWING!』では、数多くのシーンに登場している夢奈。遊牧民のリーダーを演じる暁千星とのシーンについて、「ストーリー性のある場面でもあるので、裏で鳴っているリズムを、曲と踊りだけで体現するのが難しかったのですが、(出演者の)皆さんのやる気が満ちていて、前向きなメンバーで楽しく演じさせていただいています」と語り、苦心しながらも実りある日々を送っていることをうかがわせた。

 月組宝塚大劇場公演は2022年1月31日(月)まで上演予定。


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ビバ!タカラジェンヌ | ラジオ関西 | 2022/01/24/月 20:00-20:30

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