「生きていかなければいけない」川嶋あいが触れた、晋平太と高校生平和大使が訴える平和への願い | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「生きていかなければいけない」川嶋あいが触れた、晋平太と高校生平和大使が訴える平和への願い

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 シンガーソングライターの川嶋あいがパーソナリティを務めるラジオ番組『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(ラジオ関西、毎月第1・2週日曜午後5時〜)。5月8日の放送では、ラップ界のカリスマ・晋平太さんと、5年連続でノーベル賞候補に挙がった『高校生平和大使』から、創設者の平野伸人さん、OGの大隈ゆうかさんがゲストとして登場。“今”を生きるすべての人に贈るメッセージを送り、晋平太さんは平和を願うフリースタイルラップも披露した。

写真右から、ゲストの平野伸人さん、大隈ゆうかさん、晋平太さん、番組パーソナリティの川嶋あい

 1人目のゲストは、日本最大規模のラップバトル『UMB:ULTIMATE MC BATTLE』で2連覇を達成するなど、数々の大会で賞を総なめにしてきた晋平太さん。即興で行うフリースタイルラップバトルの立役者といわれているラップ界のカリスマで、フリースタイルの伝道師として内閣府や自治体、企業と組んで全国各地でラップ講座を開催。日本語ラップを通じて、子どもを対象とした自己啓発など、社会貢献を意識した普及活動を行っている。

写真手前:晋平太さん、奥:川嶋あい

 2人目のゲストとして登場したのは平野伸人さん。被爆2世として平和への活動を続け、24年前に『高校生平和大使』を創設。以来、署名活動などに関わった高校生は実に5,000人を超える。番組では、第23代大使として全国の運動をけん引してきた大隈ゆうかさんもスタジオに迎えた。

『高校生平和大使』は1998年に長崎市で開始された、日本の高校生による平和運動。核兵器の廃絶と平和な世界の実現を求め、「一人ひとりの力は微力だが、無力ではない」をスローガンとし、広島・長崎の声を世界に届ける目的で高校生1万人の署名活動を行い、毎年夏のジュネーブ軍縮会議にあわせて代表を派遣している。2018年から2022年までは毎年、ノーベル平和賞の候補に挙げられている。

写真手前:平野伸人さん、奥:大隈ゆうかさん

 現在、学校や企業に出向いてラップ講座を展開している晋平太さん。川嶋からの熱いリクエストにより、急きょ番組内でラップ講座を実施。名前・レペゼン(「represent」=代表するを意味するヒップホップ用語)・趣味や特技・夢という、4つの要素を組み合わせた自己紹介ラップの組み立て方をレクチャーした。ゲストの2人も、パーソナリティの川嶋とともにラップ作りに挑戦してみたものの、改めて即興でラップを作ることの難しさを痛感したよう。

 平野さんは、ラップ作りにグループの活動を重ね、「私たち(『高校生平和大使』)の運動は堅いといわれているため、発信することが難しいんです。発信力が固定化してしまっているという意味でも、今回(の放送では)『こういう方法もあるんだ』と気づかされました」と、しみじみと語った。


2022年4月から、ラジオ関西で放送スタート
『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(パーソナリティ:川嶋あい)
【番組公式ブログ】

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明日への扉~いのちのラジオ+~ | ラジオ関西 | 2022/05/08/日 17:00-17:30

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

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