午後のホッと一息をつきたいタイミングやおやつの時間に欠かせない飲み物といえば、やはり紅茶、という人も多いでしょう。焼き菓子やケーキとの相性もぴったりな紅茶ですが、自分で淹れようとするとどうにも味が濃くなりすぎたり、逆に薄味になってしまったり……。
そこで、神戸の紅茶専門店「Lakshimi(ラクシュミー)」を運営する「株式会社Feliz Te'(フェリステ)」(神戸市中央区)の代表・戸田容幸(ようこ)さんから、美味しい紅茶の淹れ方をレクチャーしてもらいました。
戸田さんいわく「コツさえ分かれば、誰でも簡単に美味しい紅茶を入れることができますよ」とのこと。今回は、手軽なティーバッグで紅茶(ホットティー)を淹れる際の“3つのコツ”を教えてもらいました。
(1)お湯は先に淹れる
まずカップを用意し、沸騰させたお湯を注ぎます。このとき、ティーバッグより先にお湯を淹れましょう。
(2)高いところからお湯を注ぐ
お湯が入ったポットやヤカンを、カップから少し離れた高いところまで持ち上げます。「空気を含む」ようなイメージで、カップにお湯を注ぎましょう。
(3)バッグは振らず、待つだけ
お湯を淹れたら、ティーバッグを1つ入れます。このとき、バッグはお湯の中で振らないようにしましょう。
「ティーバッグを使うときはバッグを動かしてしまいがちですが、それではえぐみが出てしまいます。バッグの中にある茶葉は『ジャンピング』といって自動的にクルクル回ります。手を加えず2~3分ほど待つだけで、程よい味わいの紅茶ができあがります」(戸田さん)
さらに、ミルクティーを作る際のコツも教えてもらいました。