6月21日午後、兵庫県明石市林崎から南西約3キロの沖合で、 大型船の水先案内 をするエスコートボートが、うつぶせで浮いている身元不明の男性遺体を発見した。
神戸海上保安部は28日、遺体を司法解剖した結果、死因は溺死で、DNA鑑定で6月9日に兵庫県明石市林崎沖で操業していた漁船(総トン数11トン、長さ約15メートル)から転落した男性乗組員 (明石市在住・30代) と判明したと発表した。
当時の通報内容から、男性は船内へ引き上げた網を海中に戻していたが、網に絡まって海に転落したという。遺体発見場所は、転落場所から南西へ約20キロメートルの海上。神戸海上保安部が詳しい経緯を調べている。