昭和時代、小学生に大人気だった謎の“生き物”「モーラー」。細長く全身をオレンジ色の毛に覆われているようにも見えるこの“生き物”は、現在も変わらず販売されており、世代を問わず愛されています。
人懐っこくて、かわいらしいこの“生き物”の正体とは? さらに、昭和から令和にかけて幅広い世代から愛される魅力について、「モーラー」を販売する増田屋コーポレーションの木島さんに話を聞きました。
――販売のきっかけは?
【木島さん】 1975年に、当時の社長がウネウネと動く謎の“生き物”「モーラー」を発見し、販売に至りました。虫みたいな見た目なのですが、手芸用品としても使われるモールの形をした“生き物”です! ニョロニョロと動くようになっており、不思議なかわいらしさがあります。
――どこで発見されたものなのでしょうか?
【木島さん】 それは企業秘密です(笑)。基本的に形は変わっていないのですが、昔のモーラーは遊んでいるうちに毛が抜けていき、段々やせていく現象がありました……。現在の4代目モーラーはナイロンでできているために毛並みがよく、抜けにくい仕様となっています。
色にも変化があります。1975年に登場した初代は、オレンジの1色で発売しました。のちにモスグリーンも販売しましたが、やはりオレンジ色の印象が強く、その後はオレンジのみで販売しておりました。2021年に発売された4代目からは、オレンジ、パープル、グリーンの3色が登場しています。
――当時はどれくらいの人気があったのでしょうか?