受験の天王山とされる夏が終わろうとしている中、まだどの大学を受けるのか決めかねている受験生もいることだろう。夏休み期間には多くの大学でオープンキャンパスが行われていたが、兵庫・神戸市の「流通科学大学(西区)」では9月にもオープンキャンパスが開催される。
オープンキャンパススタッフで、同大学商学部経営学科1年の又江凜花さんと、人間社会学部観光学科1年の長尾莉々華さんに、今月24日に開催されるオープンキャンパスの見どころや、日々の学生生活について聞いた。
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――お二人は、現在どのようなことを学んでいるのですか?
【又江凜花さん(以下、又江さん)】 自分が経営者になるための経営戦略などを学んでいます。自分がしたいことがまだ見つかっていないときに流通科学大学のHPやパンフレットを見ていて、商学部経営学科会計コースに興味が湧きました。それがきっかけで公認会計士という仕事があることを初めて知りました。
公認会計士が企業の財務情報を検証し、その正しさを保証することによって、投資家が安心して投資活動を行うことが可能になります。その仕事内容に魅力を感じ、流通科学大学で資格取得に励みながら公認会計士になる勉強をしたいと思って入学を決めました。将来は公認会計士の資格をとり、起業して公認会計士事務所を設立するのが目標です。
【長尾莉々華さん(以下、長尾さん)】 観光学科でブライダルやホテル、旅行のことを学び、ホスピタリティやサービス業について勉強しています。小さい頃から人を助けたり、人の役に立つということが好きだったのですが、ブライダルの分野は人を幸せにできる仕事だと感じたので今の学科に決めました。また、高校3年生の8月に流通科学大学のオープンキャンパスに参加したのですが、学生が企画して本物の新郎新婦のために結婚式を挙げる企画があるというのを知り、やってみたいと思ったのも入学の決め手です。
――大学での学生生活はいかがですか?
【又江さん】 入学当初は友達ができるかが不安でした。ですが、1クラス40人ほどのクラス単位で学ぶ授業があり、クラス内でコミュニケーションをとりながらフィールドワークをすることを通してクラスメイトと仲良くなり、友達ができました。
【長尾さん】 オープンキャンパススタッフの活動以外に、球技サークルにも所属しています。活動内容はバレーボール、バスケットボール、サッカー、ドッジボールなど様々な球技をするサークルです。このサークルの方でも友達をたくさん作ることができたので、充実した学生生活が送れています。