昭和56年から続く国民的行事「全国豊かな海づくり大会」の開催を目前に控える明石市で、兵庫が誇る海の幸と文化を満喫できる「あかし食三昧市」が11月5日(土)・6日(日)に行われる。
会場となる兵庫県立明石公園には、子どもから大人まで楽しめるコーナーが立ち並ぶ。文化庁「100年フード」コーナーには、“世代を超えて受け継がれてきた地域の食文化”と文化庁から認定された全国のご当地グルメが一堂に集結する。
明石市の「玉子焼」をはじめ、北海道小樽市の「小樽あんかけ焼きそば」、名寄市の「なよろ煮込みジンギスカン」、岩手県久慈市の「まめぶ」、さらに愛知県高浜市の「高浜とりめし」、大分県佐伯市の「佐伯ごまだし」など、北は北海道から南は九州まで各地域を代表する豪華なメニューがずらり。
あかし食三昧市実行委員会の委員長を務める古志利宗さんは「関西の人にとっては初めて知る味もあるはず。全国各地の歴史ある料理を堪能してもらいたい」と話す。
翌週の11月13日(日)に開催される「第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会」に関連した「豊かな海づくりコーナー」も立ち寄りたいスポット。子どもたちに大人気の「おさかなタッチプール」や豊かな海づくりパネル展が設置され、PRグッズの配付も行われる。
明石市内周辺の飲食店や水産加工組合の水産加工食品の販売もあり、なかでも開催日に発売となる発泡酒「シンデレラのりDRAFT」はぜひとも味わいたいところ。海苔の名産地・明石ならではの新ビール誕生に期待が高まる。
食とともに文化に親しめる祭りとあって、ステージイベントも充実のラインナップがそろう。