眠りながら暗記ができる「睡眠学習枕」や身長が伸びる「ぶら下がり健康器」など、昭和に大流行した“インチキグッズ”。大阪・中崎町にある昭和レトロ雑貨店「greenpepe」(大阪市北区)では、「面白ければOK!」というスタンスでさまざまなインチキグッズを取り扱っています。
同店ではこれまでにさまざまなグッズを販売してきましたが、現在看板商品として置いているのは「オフロン」というバスグッズ。昭和レトロマニアであり、greenpepeの店長を務める帖佐(ちょうさ)さんに、オフロンをはじめ、当時のインチキグッズブームについて話を聞きました。
――greenpepeはどのようなお店なのですか?
【帖佐さん】 昭和レトロなものを販売しているお店で、今年で15年目になります。洋服、家具、家電など、昭和にまつわるものであればなんでも取りそろえる、“昭和のなんでも屋”です。昭和レトロは幅広い世代のコレクターがいるジャンルなので、50〜60代の方から高校生ぐらいの方まで、さまざまなお客さんがいらっしゃいます。
――「オフロン」はどこから仕入れたのですか?
【帖佐さん】 当店では一般家庭から仕入れたものを商品として販売していることが多く、オフロンも同様です。いつごろに発売されたものかがわからないのですが、おそらく1980年代頭かなと思います。仕入れ元の方も、いつからあるかわからなかったそうです。
――どのような商品なのでしょうか?