全国3位の生産量を誇る岡山の牡蠣(かき)。自然環境に恵まれ、栄養分が豊富な岡山の海では、通常は2~3年かかるところが1年で出荷できるサイズにまで育つ。この「一年物」の牡蠣は、身が白くやわらかで、臭みがなく、ほんのり甘みもあり、加熱しても縮まないのが特徴。同県の日生(ひなせ)にある五味の市や道の駅などで、新鮮な牡蠣を購入することができる。
また、牡蠣を使った加工品も販売されている。オリーブオイル漬けを利用してアヒージョを作るなど食べ方のバリエーションも豊富だ。
県内には多数のキャンプ場があり、テントの設営やバーベキュー道具を準備しなくても気軽に楽しむことができるグランピング施設も続々とオープンしている。瀬戸大橋と瀬戸内の多島美(たとうび)を楽しめる施設や、温泉が隣接している施設、無人島を貸し切る施設など、多種多様な会場が用意されている。
設備も充実しており、冬でも手軽に楽しむことができる。また、施設によっては、牡蠣鍋を堪能できるコースもあり、岡山の牡蠣を存分に味わうことができる。
岡山県大阪事務所の矢部祐輔さんは、「牡蠣はこれからシーズン本番を迎えます。新鮮な牡蠣は限られた季節しか味わえないので、この冬はおいしい牡蠣料理を堪能してください」と話している。
◆参考リンク
「全国のプライドフィッシュ」
「日生町漁業協同組合」
「岡山県観光連盟」