自然豊かな鏡野町は、岡山県北に位置する風光明媚な山里だ。春〜夏はさわやかな木々の緑、秋は紅葉で鮮やかに染まる。そして冬は奥津温泉や恩原高原スキー場などが利用客でにぎわっている。
そんな鏡野町にある『山田養蜂場みつばち農園』では、先月から「いちご摘み採り体験」が始まっているとのこと。
「紅ほっぺ」「かおりの」「かなみひめ」「よつぼし」「おいCベリー」の5品種を栽培しており、それぞれ収穫のピークが違うという。今の時期は「紅ほっぺ」と「かおりの」がおいしく、摘みごろを迎えているそう。
同園のいちごは、みつばちによる受粉・化学農薬不使用で大切に育てられている。体験会で摘み採ったジューシーな“みつばちイチゴ”は、隣接のカフェで食べることも。
「いちごの栽培は、常に害虫と病気との戦いです。当園では、栽培期間中は化学農薬ではなく体に優しいでんぷんや自然由来のものを使用し予防します。すべてはお客様に安心していちごを食べて頂くため」(同園マネージャー・笹井さん)
カフェで人気のメニューは、農園のいちごと蜂蜜を使った「農園完熟いちごパフェ」。ワッフルコーンにソフトクリーム・自家製いちごジャム・手作りガトーショコラが豪華に盛りつけられ、そこに同園自慢のいちごをたっぷりと。仕上げに巣蜜やアカシア蜂蜜をトッピング!
いちごの甘酸っぱさに蜂蜜のコクが絶妙な、養蜂場ならではのスイーツを楽しめる。