《神戸・男子高校生殺害事件》被告の男、起訴後の精神鑑定も「責任能力あり」と判断 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

《神戸・男子高校生殺害事件》被告の男、起訴後の精神鑑定も「責任能力あり」と判断

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 2010年10月、神戸市北区の路上で高校2年の堤将太さん(当時16歳)が刺殺された事件で、殺人罪で起訴された男(30・当時17歳)について、弁護側の請求で2回目の精神鑑定を実施、物事の善悪を判断する「刑事責任能力」があったとする鑑定結果が出たことが、27日までに、関係者への取材でわかった。

 男をめぐっては、神戸地検が起訴前に行った鑑定留置でも同様に責任能力を認める鑑定結果が出ている。

亡くなった堤将太さん<2010年8月撮影>

 男は事件発生から10年10か月後の2021年8月4日に兵庫県警に逮捕され、約5か月間の鑑定留置を経て2022年1月28日に起訴された。

 関係者によると、男は事件直前に医療機関で精神疾患があるとの診断を受けており、弁護側は男が犯行当時、心神喪失状態だった可能性もあるとして、同年6月22日付で精神鑑定を請求したという。検察側は「これ以上の鑑定は不要」との意見書を出していたが、神戸地裁が9月28日付けで鑑定を行う決定を出し、約4か月間実施された。

 これで検察側(起訴前)、弁護側(起訴後)双方が男の精神鑑定を行ったことになる。

神戸地検は当初から「弁護側の精神鑑定は不要」としていた
神戸地裁で裁判員裁判として審理される

 起訴状によると、男は2010年10月4日夜、神戸市北区の歩道上などで、将太さんを折り畳み式ナイフで複数回突き刺すなどし、失血死させたとされる。男は逮捕後、容疑を認め「将太さんが少女と一緒にいるのを見て腹が立った」などと供述していたという。

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