【花めぐり】岡山・備前の「藤公園」 500メートルの棚に約100種 紫の幻想はまるで鬼滅の世界 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【花めぐり】岡山・備前の「藤公園」 500メートルの棚に約100種 紫の幻想はまるで鬼滅の世界

LINEで送る

この記事の写真を見る(4枚)

 隣り合う兵庫県と岡山県の境に位置する「西播磨」「備前」「美作」。各3エリアを管轄する県民局が、このたび、各地の観光、グルメなどの魅力を伝える「西播磨・備前・美作 花めぐりmap(第4版)」を作成した。今シリーズでは3回にわたり、各エリアの「花めぐり」スポットや観光情報を紹介する。最終回の今回は、「備前」。

☆☆☆☆☆

 備前エリアは、岡山市、玉野市、備前市、瀬戸内市、赤磐市、和気町及び吉備中央町の7つの市町からなるエリア。果物の生産が盛んで、海の幸にも恵まれた食の豊かな地域でありながら、刀剣や備前焼など長い歴史や伝統文化も持つ。ここでのおススメスポットは、和気町の藤公園の「藤」だ。

和気町の藤公園
和気町の藤公園

 梅、桜に続いて初夏に麗しく咲く、藤の花。和気町の藤公園は、この地で生まれた和気清麻呂の誕生1250年を記念し、1985(昭和60)年に完成した公園。北は北海道、南は鹿児島まで、全国46都道府県から著名な藤を約100種集めて作られ、種類の多さで日本一を誇る。花の房を1メートルも垂らす藤もあれば、ぶどうのように小ぶりな房の藤もあるという。また花の色も、紫の濃いもの薄いもの、可憐なピンクや清浄な白と様々。

さまざまな色を楽しめる 紫や白、ピンクも
さまざまな色を楽しめる 紫や白、ピンクも

 藤棚は幅7メートル、総延長は500メートル。花が満開の時期には、長く房を垂れ、重なり合って咲いた藤が紫色の煙る雨のように映り、見る人を別世界へと引き込む幻想的な美しさを放つ。

まるで、あの人気アニメの世界
まるで、あの人気アニメの世界

 例年4月下旬から5月上旬にかけて開催される「藤まつり」では、ライトアップも行われる。見ごろは大型連休あたりのようだ。

夜にはいっそう幻想的な雰囲気に
夜にはいっそう幻想的な雰囲気に

 和気町の藤公園へのアクセスは、JR和気駅からタクシーで約10分。車なら、山陽自動車道の和気インターから約15分。

【資料提供】岡山県備前県民局

※ラジオ関⻄『羽川英樹 ハッスル』「ひょうご・おかやま ケンザカE」 2023年3⽉9⽇放送回

藤まつり|和気町ホームページ(今年のシーズン近くに更新される予定)

「西播磨・備前・美作 花めぐりmap(第4版)」はコチラから

LINEで送る

関連記事