最近、卵の値段が高いですね。これまでの1.5倍くらいにはなってるんとちゃいます?
超がつくほど卵好きの私としては「やめてくれ〜」という気持ちでいっぱいです。そんなわけで、食べる個数を減らしたりなんかもしていて……。ほんとに1個1個が貴重なんです。
色々な食べ方のある卵ですが、私はシンプルに「ゆで卵」が好きなんですよね。
ゆで卵の殻をむくと、中には薄皮がありますよね。時にはその薄皮が白身にえらい強情にへばりついて、強引にめくろうとするとゆで卵の表面がボロボロになる……。なんてのは“ゆで卵あるある”で、毎回めちゃくちゃ残念な気持ちになります。
だからといって薄皮をつけたまま食べると食感が悪くて、せっかくのゆで卵のおいしさが半減してしまいます。
とはいえ、「薄皮がへばりつくのは卵が新鮮な証拠」とも聞いたことがあるし……。新鮮な卵を薄皮の魔の手から救いながら、おいしく美しく食べる方法はないのだろうか? そんな疑問を解消すべく、採卵養鶏業を営む株式会社オクノの奥野克哉さんに話を聞いてみました。