友人、恩師、家族の言葉…あなたの“心救われた”経験は? 「元気な人は周囲の人を誘ってあげて」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

友人、恩師、家族の言葉…あなたの“心救われた”経験は? 「元気な人は周囲の人を誘ってあげて」

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 仕事や子育て、学校生活などと向き合う日常生活のなかで、ネガティブになったり悩んだり、しんどくて投げ出してしまいたくなった……という経験は誰しもあるはず。しかし同時に、誰かの言葉や行動に救われたということもあるのではないでしょうか。そこで、「あなたが心救われた経験」について聞いてみました。

あなたの「心救われた経験」は?

 最も多かったのが、友人に救われたという人。特別な言葉をかけられたわけでなくても、一緒に笑ったり、会う約束をするだけで心が救われたというエピソードが多く寄せられました。

◆「中学、高校のときの友人との約束に心救われます。なんの連絡もしていないのに、なぜか深く落ち込む前に『飲みに行こうぜ!』と誘ってくれるんです。毎回同じような話しかしないのに、心がリフレッシュして頑張れます。元気な人は周りの友人をご飯や飲み、お茶にでも誘ってあげてほしいです」(50代/男性)

◆「学生時代に人間関係と学業のプレッシャーから適応障害を発症し、社会から離れていた時期が3年あります。そのときは何も考えることができず、ただただ苦しい日々でした。そんななかでも、両親や定期的に連絡をくれて会う友人の存在が乗り越えるきっかけとなってくれました。感謝してもしきれません」(20代/男性)

 ほかに、誰にでもできる方法のひとつとして日記を書くという人も。「その日あったうれしかったことを3つ書く」「うまくいったことを3つと、明日への祈りや願いを書く“4行日記”」など、その日の出来事や思い、出会った言葉を書き留めることで心救われたというエピソードが寄せられました。

◆「数年前から、小説や漫画で心に留まった言葉をノートに書き留めるようになりました。不思議なんですけど、しんどいときに限って救いになる言葉に出会えるんです」(50代/女性)

 恩師や先輩からの言葉に救われたという人もいました。

◆「中学の英語の先生の言葉に救われました。その先生は大学を出たばかりで生徒との距離感が近かったせいか、授業中も私語をする生徒でガヤガヤ。しかし僕はクラスの雰囲気に流されず、ひたすら真面目に授業を受けていました。すると、中学最後の英語のテストで答案用紙の裏に『クラスのみんなが騒いでいても、あなたが真面目に授業を受けていたから私も負けずに授業を続けてこられました。ありがとう』とメッセージが書いてありました。真面目に頑張っていれば、きっと誰かは見ていて評価してくれるんだなあと(思って)、今でも心が腐りそうなときは先生のメッセージを思い出してモチベーションを上げています」(40代/男性)

◆「嫌なことが続いて心にも余裕がなく1人で抱え込んでいたとき、学生時代の恩師からたまたま連絡がきて、なにも話していないのに私の声を聞いただけで『あんた無理してるやろ。なにかあった? ご飯行こう!』と誘ってくれました。ご飯に行くと、なにも言わないで話を聞いてすべて受け止めてくれて、私は泣いてしまいました。卒業後も気にかけてくれている先生には感謝しかないです。先生とはまた飲む約束もしているので、約束って悪くないなと思っています。その約束が生きる糧になっているので、頑張ります」(30代/女性)

◆「仕事で失敗が続き落ち込んでいた20代のころに、同じ部署の先輩が『どんなにダメでも、この会社に入ったもん勝ちだから。あとはクビにならなけりゃなにしても大丈夫だから』となぐさめてくれました。失敗してもいい意味で開き直ることの大切さを知り、逆にそこから上手くいくようになりました。当時の先輩には感謝しかありません」(40代/男性)

 パートナーや両親からの言葉に救われたというエピソードも数多く寄せられました。身近な人だからこそ時折イラッとすることはあっても、同時に心救われる機会も多いのかもしれません。

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