サッカーの天皇杯(天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会)は14日、2回戦の1試合が行われ、J1のヴィッセル神戸は、J3のAC長野パルセイロ(長野県代表)に3-1と勝利した。
直近のJ1リーグ戦から先発を6人代えて臨んだヴィッセル。序盤にPKを獲得すると、これをリンコン選手が冷静に決めて先手を取り、主導権を得る。29分にもCKからリンコン選手がヘディングシュートを決めてリードを広げると、前半終了間際にCKから失点したが、後半も流れはヴィッセル。後半途中に大迫勇也選手、武藤嘉紀選手を投入してギアを上げると、64分(後半29分)に左サイドで抜け出した汰木康也選手が貴重な追加点を記録。その後、長野に反撃を許す場面もあったが、GK前川黛也選手の好守などでしのぎ、カップ戦初戦を突破した。
この試合では今シーズン初めて、MFセルジ・サンペール選手が先発フル出場。チームの勝利に貢献している。
ヴィッセルは、7月12日に行われる3回戦で、J2のジュビロ磐田と、ヤマハスタジアムで対戦する。